2014年06月03日

雹害

雹が大量に降った南水園の摘果に行きました。
長年さんさんファームで働いているおじさんたちは、
「こんなの見たことないなあ。」「わたしも。」

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摘果前だったのは、まだちょっと良かったかもしれません。
奇跡的に無傷のものもほんのちょっとだけですけどあります。

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大粒な雹の直撃を受けて半分になってしまったものもありました。

傷の深さや大きさを見ながら摘果しているので、例年より摘果にかなり時間がかかっています。
りんごも傷だらけです。
20分も降ればしょうがないなあ。

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2014年05月30日

昨日の1時過ぎ、激しい雷とともに大粒の雨。
少し離れた果樹園で仕事中だったので、事務所のコンピューターが心配で、豚舎にいるだろうしげさんに電話すると、「今は、原田の桜のところにいて、雹が降っていますよ。」「えーっ。雹?」

わたしたちが働いていたところでは、雹は降りませんでした。

でも、ほどなく「上片桐では、積もるほど雹が降ったらしい。」と友人から電話がありました。
「早く、見に行った方が良い。」と。

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上片桐全域に降った雹ですが(大島地区では清流苑のあたりから下方向へ樫原、原田、名子地域。生田地区でも雹がふったようです。)、一番激しく降ったところに南水とふじの果樹園が含まれていて、そこからすこしずれてはいますが、桃園でもブルーシートの上に雹がまだありました。

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摘果前の南水ですが、どれも傷だらけです。
葉っぱは穴だらけですし、雹に叩きつけられて落ちてしまった葉っぱもたくさんありました。
この南水園と隣接したふじの畑は凍霜害のうえ降雹というダブルパンチです。

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桃にも傷がありました。

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被害状況がしっかり確認できる状態になったら、摘果をするようにと農協からファックスが来ていました。
町内あちこちに果樹園が点在しているさんさんファームなので、こんな時には「効率は悪いけど、点在していて良かったなー。(被害にあっていない南水園がありますから・・・・・・まあ、なんとかなります。大丈夫です。)」と思います。

この果樹園の近くのおじさんの話によると、雹は20分以上降っていたそうで、傷だらけになっていてもそれはしょうがないですね。

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2014年05月24日

ラフランス畑でベンチャーズ

1回目の桃の摘果が終わり、ラフランスの摘果へと仕事はかわりました。
ラフランスは、もりもり実がついていますが、昨年よりはずいぶん少ないですね。
隣の果樹園のおじさんが、
「おい、今年も摘果が大変なくらいラフランスに実がついとるぞ。」
と話しかけてくれました。
おじさんは、シナノスイートの摘果をしていましたが、
「ふじだって、スイートだってろくなものがない年だ。」
と言っていました。
さんさんファームでも、標高の低い果樹園(ふじ)は凍霜害でなかりダメージを受けています。

さて、毎日NHKラジオを聴きながら、仕事をしています。
昨日の午後は1時から4時まで、ベンチャーズの特集でした。
ベンチャーズど真ん中世代が2名、もうちょっと下が2名、20代の若者2名という構成で仕事をしていましたが、ベンチャーズど真ん中世代2名は、テンションが上がってのりのりだった(今はあまり使わない日本語だけど)そうです。
「お父さんが聴いてたからわたしものりのりだった。」とちょい下世代。
20代の若者は、
「まあ、曲はなんとなく聴いたことはあります。」
きっと、ダイヤモンドヘッドやパイプラインでしょうね。

ど真ん中世代は、ミニスカートでゴーゴーやツイストを踊ったそうで、
「わたしだって、若いころがあったんだでな。」と笑っていました。
ミニスカート、はいていたんだあ!

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2014年04月20日

花粉樹 花とり

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りんごの剪定がまだ終わらないけど、ちょっと中断して、梨の花粉樹の花とりをしました。
さんさんファームには、二十世紀梨、南水のほか洋梨が数種類あります。
ヤーリーとか今村秋というような梨の木が植えてあって、これを1本丸ごと花を摘みとり、授粉用の花粉を作ります。
蕾は取らずに、花が咲いたものだけを取ります。
原始的で地味な作業ですが、これが大事。

また、一番早い、南水園の人工授粉を午後3時間ほど行いました。(これは、去年作った花粉を使いました。1年間冷凍しておいて、解凍して使います。)
新人スタッフのしょうちゃん(二十歳の青年)は、一日でずいぶん日に焼けて赤い顔で「花つけ作業」を行っていました。
あまりに赤いので、みんなからずいぶん心配されていました。

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2014年03月20日

剪定作業

りんご改植チームは、植え付け前の土作りをやっていて、芽すぐり誘引チームは今、南水園です。
あとは、柿と洋梨の剪定をしています。

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洋梨剪定チームは、ドワイエンヌ ドュ コミスの剪定をしています。
コミスは、気位が高いお姫様のような洋梨で、栽培が難しいです。でも、果肉のきめが細かくおいしい品種です。
剪定前は、徒長枝といって垂直に生えた枝がとても多く、見ただけでぞっとします。
丁寧に切り取り、若い枝を誘引するとすっきりします。

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空が見えましたね。
すっきりです。

この果樹園は、この木で全部剪定が終わったかと思われたのですが、洋梨のオーロラの邪魔な大枝を切り落としたところで、別の仕事に移ってしまい、まだだということがわかりました。
残り3本とルレクチェ3本で、洋梨・和梨の剪定は終わりになります。

りんごは、これからです。まだ、たくさんありますねー。
首と肩こりがひどくなりました。肩こり対策、いい方法はないですかね。

りんご改植チームの仕事は大詰めになっていて、土曜日には総出で植え付け作業をする予定です。
明日からしばらくお天気はよさそう。がんばろー。



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2013年12月22日

冷蔵庫が暖かい

最近は、最高気温が2度という日もあって、冷蔵庫のほうが暖かく感じるようになりました。
収穫の時、大雑把にしか選別してなかったふじの選別は冷蔵庫の中でしていました。本当に暖かいです。大きな冷蔵庫は、くだものが6トン以上入れられます。

先日も、「なんて、冷蔵庫は暖かいんだろう・・・・・。」と喜んでいたら、冷蔵庫の気温は8度。
何かが漏れていて、冷蔵庫が冷えていませんでした。
あわてて、修理をお願いしました。
暑いときでなくて良かったです。

今年は8月にも別の冷蔵庫が壊れてしまいました。ちょうど、プルーンの収穫の真っ最中で、このときはかなり焦りました。

ラフランスの出荷が、この時期までできるのも、冷蔵庫のおかげですね。
エチレンガスを大量に発生させているりんごとは隔離して、別の冷蔵庫で保管してあります。
(エチレンガスは、洋梨の追熟を早めます。)
洋梨というと、今年一番評判が良かった洋梨は、バラード。
洋梨=ラフランス という殻をようやく破った年といえるかもしれません。

その裏で、今年もお客様とこんなやりとりが・・・。
時期は9月の終わりころ。
「ラフランスを送ってください。」
「ラフランスは10月に収穫なので、今は、オーロラをお送りします。」
「オーロラっていうのは、ラフランスではないのですか?」
このお客様は、ラフランスが、洋梨全部を網羅した総称と思っておられたようで、洋梨はラフランスを含めて、様々な品種があることをわかっていただくことに時間がかかりました。
洋梨の個々の名前を、もっと、声高々に宣伝していきたいものです。

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2013年10月20日

季節は巡る

ブログ長期休業中に、季節は巡りました。
あんなに暑い10月だったのに、今は、ずいぶん寒く感じるようになりました。

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南水の収穫が終わりました。
今年は、去年に比べたらカメムシの被害が少ないので、きれいな南水です。

そして、ラフランスの収穫も終わりました。

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洋梨は、収穫の時はとても固いので、このピッキングバッグを使います。
富永農園で研修後、現在アメリカでで農業研修中のHさんにお願いして、今年新たに4つピッキングバッグをアメリカから送ってもらいました。

さんさんファームでは、カンガルーバッグと呼んでいます。ピッキングバッグひとつで、ちょうど1コンテナ分収穫できますので便利ですが、肩にずしんと重さ(18kgくらい)がかかってくるので、わたしは、背が縮むような気がします(気がするだけ・・・・)。

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2013年10月01日

色とりどり・・・・

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二十世紀梨の出荷は大詰めを迎えております。今年の二十世紀梨はとても甘くて好評でした。
が、低温障害でさび果が多いです。
色とりどりです。
摘果のときにわかっていましたが、それを全部取ってしまうと、果実の数が減ってしまい、木のバランスが崩れるので、残して袋をかけました。
さびが強いと途中で果実が割れることもあるので、どうなるのか春の時点ではわかりませんでしたが、まずまず大きくなりました。

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袋をかけたけれど、そのまま大きくならなかったものが多くて捨てました。花が壊れていたのでしょうか。ちゃんと受精しなかったのでしょうか。

南水の収穫も始まっていますが、こちらも、大きくならず捨てるものが多いです。
すごーく小さいか、大きいか。どっちかというかんじです。
全体的には今年は小さめですね。

4月22日の朝の気温を考えると、これだけの梨が収穫できたことに感謝です!
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2013年08月23日

なつしずく

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試験的になつしずくを植えてありましたが、初めて収穫できました。
(幸水×菊水)×筑水という成り立ちだそうです。
幸水は赤梨ですが、なつしずくは青梨。

甘いのですが、「これはいい!」と栽培を本格化させるには至らず・・・・。
二十世紀梨を食べて育った年代なので、そう思うのかもしれませんね。
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2013年08月01日

袋かけが終わりました

今日から8月ですね。
ap bankがなかったので、今年の夏はちょっと変な気分です。

さて、さて、数日前に、梨の袋かけが終わりました。
6月14日から1か月半、お疲れ様でした。
桃やプルーンの収穫に忙しくて、途中、ちょっと中断していました。
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一番最後は、洋梨のルレクチェでした。
摘果しながら、袋をかけます。摘果の講習会。
ずいぶん摘果したつもりですが、みんな、まだまだ多くて、小さなルレクチェは取ってしまいます。

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梨の木を見るのが初めてというタイ人のアグンさん。摘果も袋かけも上手になりました。

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梨の袋かけは終わりました・・・・でも、現在、桃の袋かけをしています。
朝は雨宮白鳳の収穫をして、昼は、晩成桃の袋かけ作業。なんだかとても不思議ですね。袋かけはもっと早くやりましょう。

ここからは、余談です。
袋かけは単純作業なので、毎日ラジオを聞きながらしていました。
さんさんファームのお気に入りの放送局は、NHK第1。
パーソナリティーがどの人も個性的で、毎日、いろいろな話が聞けて楽しかったのですが、午前中の放送の「すっぴん」は現在夏休み中で、残念です。
「おぐねーの3分聴いてきれいになろう」も為になるよねー、と話していたら、おぐねーはなんと飯田市出身という情報が。
えー、びっくりなんですけど。
今月、飯田市でおぐねーの講演会があることがわかって、ゆーこちゃんは「なにがなんでも絶対行きます!!!!」と今から張り切っています。
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2013年07月10日

長靴禁止令

今日も飯田の最高気温は35度でした。
暑い、暑い。

それでも梨棚の下は木陰なので、炎天下よりずいぶんましです。
仕事中に名古屋の方から仕事のお電話をいただいたのですが、
「もうすぐ40度っていうかんじで、ひどい暑さです。」と。
名古屋の最高気温は37度だったとラジオのニュースで言っていましたね。

この暑さの中、長靴を履いているスタッフが2名。
昨日、長靴禁止令を出しました。
今日は、ズックで出勤していました。
「長靴でないと調子がでない。」そうですが。あらあら。

雨降りの時や朝露のある時、土が入るような野菜の仕事は、長靴でもいいですよ。
でも35度という炎天下にわざわざ長靴で仕事をしなくてもいいかと思い、禁止令を出しました。←大げさです。
足元が少し涼しくなるだけで、疲労感が違うと思うんですよ。

毎晩、ビールがおいしいです。
本物のビールでなくても十分おいしいです。(88歳の義母は、これはジュースみたいだと言い、第3のビールということを見抜いていて、おそるべし)
おひさまの下で働いた後の一杯は、うっ、うまい。
去年の梅酒をそろそろ開けてみましょうか。

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2013年07月09日

暑かった

毎日、南水の袋かけをしております。
暑かったですねー。
飯田市は35度でした。35度・・・・暑すぎます。

昨日は、お昼過ぎから午後3時ころまで救急車のサイレンが鳴りっぱなしでした。南水園のすぐ近くに松川高校があり、熱中症で21人が搬送されていました。
夕方のニュースで知ったのですが、袋かけをしながら、
「いったい何がおきたんだろー??」とみんなで話していました。

タイ人のアグンさん、
「きゅうきゅうしゃ、きゅうきゅうしゃ。」
新しく覚えた日本語「救急車」を何度も何度も小さな声で唱えていました。

午前と午後の休憩時間のほかにも水分補給をして、熱中症にならないように予防しています。
それと急に取れはじめたきゅうりをがぶり。シンプルに味噌をつけて食べています。
まだまだ、袋かけ作業は続きます。
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2013年06月27日

手袋を脱ぎ捨てて

朝は雨が止んでいても、夜のうちに降った雨で葉っぱがびしょびしょ・・・という日が多いです。
雨が降っていなくても、こんな日には合羽での作業になり、袖口がけっこうぬれてしまいます

こんな時は、スピードスプレヤー(農薬散布の車)で風を送って葉っぱの水滴を飛ばします。
農薬散布の時は、この車の後方から、霧状に農薬が出るのですが、風だけを出すこともできます。
風によって水滴がかなり落ちて、作業がしやすくなります。

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1週間遅れで始まった袋かけ作業。
ラフランスが終わり、今日は洋梨バラードの袋かけも終わる予定です。
普段は作業用手袋をはめて作業をしているのですが、袋かけは素手でやるのが一番早いからと、手袋をしていないスタッフが大半です。

「100円ショップに、親指・人差し指・中指のない手袋を売っているから、買ってくるといいよ。」と近所に住むみっちゃやながちゃが教えてくれました。
みんな袋かけ作業の真っ最中です。
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2013年06月14日

梨の摘果講習会

JAの梨の摘果講習会があって、ゆーこちゃんと出席しました。
さんさんファームの南水は、ところによって実がとても少ないため、新しく伸びた枝の管理をどうしたら良いのか勉強しました。

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新梢が2〜3本発生しているところは1本に整理。
予備枝の新梢は、先端を残しそれ以外の強そうな新梢は、4枚くらい残して外芽でピンチ。
短下枝から発生した副枝も途中でピンチ。
などなど。

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南水はおととしの成育状況とよく似ているそうで、新梢の遅伸びや果実の肥大不良や糖度低下が心配されるそうです。
そうそう、おととしはあまり甘くなかったですね。

実の確保のために、小さな実も摘果せずにつけてありますが、そのような実は8月には摘果するようにというお話でした。

実がつかなかった南水園の摘果は昨日と今日で仕上げて、終わり次第いよいよ袋かけスタートです。
ゆーこちゃんは、「今年の私の袋かけは、かなり早いからね。」とみんなに予告しています。
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2013年05月26日

ラフランスは順調です

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20日からラフランスの摘果をしています。
あまり実のついていない南水に比べると、ある!ある!たくさん!!

毎日4〜5人態勢でやっていますが、月曜日から土曜日までやっても終わらず、明日へ持ち越しです。
あと、もうちょっと。

でも、去年とても大きなラフランスだったから、きっと今年は小さいよね。

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2013年05月18日

南水の摘果

南水や二十世紀梨の凍霜害の被害がだんだんと明らかになってきています。
花の時にすでに中心部が黒くなっていてだめなものはありましたが、なんとかなるかもしれないと淡い期待もしていました。

花が散って、実の段階になって果樹園へ行ってみると、実がついていないところが多く、摘果の仕事がいらないだろうという果樹園もあります。
標高の高い南水園は、袋かけの仕事が始まるまで、このままです。
70歳すぎのおじさんたちは、「50年以上果樹園の仕事をしているけれど、こんな凍霜害のひどい年は初めてだ。」と話しています。

標高の低い南水園で摘果を始めました。
標高の高いところに比べれば、なんてたくさんの実がついているのだろう!!と思いますが、それでも仕事はあっという間に終わってしまいます。

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こんなきれいな南水はとても少ないです。
実はついたけれど、低温の影響で果実にさびがあるものも多いのです。
でも、さびなんてどうでもいい。とにかく実がほしいというのが今年の状況です。
袋かけの仕事も、あっという間に終わりそうな気がします。
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2013年02月01日

梨の剪定作業

今日から2月です。
あっという間に1月が終わってしまいました。

1月は2回も大雪となりました。
1回目は14日。2回目は26日。
26日の雪は30センチを超えました。事務所は50センチくらい積もったと思います。

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2キロほど下った役場や小中学校のあたりは10センチもなかったようでした。
今もここは雪があります。

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だれかの小さな足跡がありました。

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さんさんファームのねこでしょうか。白い雪の上に遠くまで足跡が続いていました。

二十世紀梨や南水の剪定は、規則正しい法則があるので、タイ人のうっちゃんも剪定作業をしています。
難しいのは、先刈りといって枝の先端を切る強さ。
枝の年数や去年生長した長さなどで、今年の先刈りの長さが変わります。
先刈りした去年伸びた枝には実をつけないので、剪定したついでに芽をかきとります。こうすると、花が咲くことがなく、あとの作業が楽になります。
芽を一回かきとるので遅くはなりますが、少し遅れて葉っぱが出てきます。

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南水の古い枝を新しい枝に入れ替える場合、「新しく作る枝の先刈りはしない」ということに去年から変更されました。
先刈りをしなければ、花芽がびっしりとつきました。そのかわり、先端から幾本も枝が出てほぼ止まっていました。一本に整理して強く先刈りをして、来年どうなるのか観察してみます。

のこぎりが切れなくなったので、新しい刃に替えてもらいました。

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よく切れるようになりました。肩こりが楽になりそうです。
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2012年10月23日

カメムシ南水コレクション

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低農薬栽培ですから、こんな年もあります。
しょうがないことですね。捨てるもの多数。
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2012年10月21日

冷蔵庫

前回の続きで、冷蔵庫の話。

現在、さんさんファームの果樹部には冷蔵庫が2台あります。
南水の収穫が終わると、ラフランス、紅玉、シナノスイート、ジョナゴールド、陽光、シナノゴールドと立て続けに収穫するため、冷蔵庫の容量よりはるかにオーバーしてしまうため、ただ今建築中です。
洋梨は特に、出荷前の冷蔵期間が大切です。(さんさんファームでは、10日から2週間冷蔵期間を経て出荷しています。)
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中古の冷蔵庫が手に入ったので、組み立てています。

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接着剤を塗りながら組み立てるので、みんなの手は接着剤でどろどろです。

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中古+中古なので壁の色が全然違います(笑)
小さい会社なので見てくれは二の次です。

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外観は完成しました。
夕ご飯のとき、だいどーの顔を見たら白い接着剤がべっとりついていました。
その顔でお店に買い物に行ったので(夕ご飯は手作り餃子・・ごま油がなかった)、「どうりでガンミされたわけだ。」と言っていました。
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2012年10月14日

カメムシめ!

以前、少し書きましたが今年のカメムシの被害は予想以上にありまして、果樹園によっては「カメムシに刺されていないものはない」といった状況です。
そんな果樹園ばかりではないんですが。

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カメムシ被害が多いので、軽度のものは通常出荷させていただいておりますので、どうぞご理解ください。

さて、さんさんファームでの被害状況から判断するに、「人家の近くにはカメムシが多い」ような気がするのです。
最初は、森や林の近くに被害がおおいのかとも思ったのですが、家と隣接する場所に被害が集中しているような気がします。

どちらにして、低農薬栽培しているとこんな状況になることもあるのだということを肌で感じています。
「こんなにおいしいのに、捨てるのもったいない。」といいながらお茶の時間にぼこぼこ変形した南水を食べています。

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